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Channel: climbOn
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陥落

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GW前半の様子です。
先日の北高尾が思いのほか鍛えられるコースだったので、昨日は北高尾~陣馬~城山~南高尾の高尾山稜をぐるっと回る35kmに行ってみました。

高尾駅をスタート、国道20号をしばらく行って駒木野から入っていきます。
トレイル開始は中央道の横から。
いきなり良い感じの心拍上昇トレイルを登り切ると富士見台。

富士山がとても美しい一日でした。

そこからは小さいながらも急なアップダウンを繰り返し、ジェットコースターのよう。

ピークを越えるごとに脚と体幹に疲れがたまってきます。

堂所山から先は奥高尾縦走路、断然走りやすくペースが一気にアップ。
まだ気持ち良い心拍上昇で陣馬山に到着。

ここまで2時間10分。

2013042810250000

春爛漫の山並みが心を和ませてくれます。
この日は一日富士山がきれいでした。
あと3カ月を切りました。

さて中盤、陣馬~城山まではメインルートなので、
ハイカーとのすれ違いなどに気を配りながら飛ばせるところはスピードアップ。

北高尾でインタバールを繰り返した脚と心肺が、悲鳴を上げ始めてきましたが、まだまだ行けます。

多くの人でにぎわう城山を後に、大垂水峠へ向かうと、また静かなトレイルに。

そして後半南高尾山稜。

北高尾よりも緩く、いい感じで走れるトレイルですが、疲れが出た体にはきつい・・・
行けども行けども道標の距離表示が縮まらず、登りで歩きが入る頻度が増えてきました。


やっと草戸山に到着、さあここから高尾駅まで尾根下り。
ラストスパートいきましょう!

あなどってました南高尾。

まだまだアップダウンが続きます。
最後まで登ったり下ったりを繰り返し、高尾山口へ下る道の誘惑を振り切って、さらに尾根道を進みます。

最後は住宅街を抜けて、高尾駅ゴール。

いいトレーニングになりました。

大腿と背中と腹筋が悲鳴を上げている今日は、山渓部の月例山行引率で、大山へ。

今回は4人の1年生が山行に参加しました。
3年生はいつものように伊勢原駅から走り、一年生を含む本隊はバスで登山口までという2班編成で、3年生はできるだけ早く追いついて一年生のケアをするということになりました。

私は当然?ながら3年生チームに同行ですが、昨日のダメージはぬぐえず、スタートから脚が思い。
そんな顧問の事情を知ってか知らずか、韋駄天Tがチームを引っ張るハイペースの入り。

そして本格的な登りが始まる手前にロングスパート、一気に荒れ模様の展開。

これからきつくなるところでのペースアップ、さすが海外のマラソンも経験しているTは勝負所を知ってます。

さて大山駅バス停からの激坂区間、Tのペースが落ちたのを顧問は見逃しません。
今日はなりふり構ってられないのでここで出て先行するも、今日はきつい・・・

どうにかヒーハー言いながら大山ケーブルバス停に到着、
とりあえず水、と水道で給水している隙に、ここで来ました山の神YU、休憩も取らずに参道へまっしぐら。

急いで後を追うも、徐々に離されていく。
あー、ついに、ついに顧問の牙城が崩れてしまうのか~!!

もう挽回する脚も気力も残ってませんでした。

結局大山寺の手前でYUがトップで本隊に追いつき、レース終了。

どんなに不調でも、今まで部員には負けなかったのですが、今日ついに敗北の時が・・・・・
顧問の体力が低下しているのか、部員のレベルが上がったのか、多分両方。

登山そのものは春の陽気の中、良いハイキングでしたが、夏に向けて再度やらねばなりませんね。
それにしても部員の成長ぶりには驚かされました。
中3の部員も強さが見えてきました。
新しく入った一年生も元気に行動して、例年にない順調な初登山でした。

上級生の頼もしさと、新しい仲間を迎えた新鮮な気持ち、そしていよいよ本気で行かねば、と
顧問の危機感が芽生えた春のハイキングでした。

2013042913070000




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